カレイジアス ペルセウス攻略の巻

タイトル カレイジアス ペルセウス
製作会社 コスモスコンピューター
発売時期 1984年
ギリシャ神話をモチーフにした、リアルタイム・ロールプレイング・アドベンチャーゲーム。勇者ペルセウスになって、12星座を探し出すか3人の女神を助け出せばハッピーエンド。当時、広告がかなりそそられる感じだったが、実際のゲームはキャラが小さすぎるのと、敵を倒す順番が決まっている事による単調なゲーム展開に不満が多数あったようですが・・・。



☆禁断の全体MAP


この「カレイジアス・ペルセウス」ってパッケージが、めちゃかっこいいね!よーし、早速やってみよう。




・ ふう〜。(投げ出して、ルナーボールをはじめる。)
やけに静かだと思ったら、初期のARPGの名作「カレイジアス・ペルセウス」じゃないか。おい、もう早速投げ出したのか?
だって、「BGM」はピロッ、ピロッって体力の減っていく悲しい音だけだし、MAPは何だかやたらに広そうだし、敵は倒せないし・・・。
敵は倒せる順番が決まっているんだよ。だから敵の間をすり抜け、倒せる敵を探して行くのが楽しいんじゃないか。MAPだって方眼紙に綺麗に書いていけばいいし。
もうすぐ三十路のおやじっ子にはそんなめんどくさいこと出来ないんだよ!!(と、手元にあった飲みかけの発泡酒を投げつける。)


ヒュッ。
(バシャ) ・・・。キャラの紹介と島のMAPを残しておくから自分でクリアしてみな。じゃぁな。(と言い残し去っていく88マン・・・。さよなら88マン!)

ペルセウス 主人公の勇者(カレイジアス)。3人の女神と12星座を探して南の島を冒険する。敵にくっついてスペースを連打すると敵を倒すことが出来る。黒タイツではありません。
攻撃力 怪物達を倒していくと少しずつ増えていく。この攻撃力が敵のパラメーターを超えるとはじめて、その種族を倒せるようになる重要な値。
防御力 これも怪物達を倒していくと、自然と増えてくる。この値が多いと敵からのダメージが少なくなる
生命力 この値が0になるとゲームオーバー。時間の経過と共に少しずつ減っていく。増やすには敵を倒すか命の鐘(ベル)を取る事。当然敵の攻撃を受けても減る。
命の鐘(ベル) 島の色々なところにおいてある生命力回復のアイテム。生命力が1000増える。
ナイト たぶん最初に遭遇する敵キャラ。水瓶座を隠し持っている。
ユニコーン このキャラも最初から倒せる。数は多くない。
やぎ みてのとおり、やぎ座を持っている。攻撃力は700位無いとダメージを与えられない。
ケンタウルス いて座を持っていて、斜め移動が多い。攻撃力は800位から。ナイト、やぎなど倒し尽くせば良い。
ミノタウロス 序盤の難敵。直線的に追いかけて囲んでくる。攻撃力1000を超えれば反撃できる。
ペガサス 2,3匹しかいない。ちょっと殺すのがかわいそうな敵。攻撃力1300から。
うお うお座を持っている、海にいる顔が赤い方。蟹にさわらないように。これも攻撃力1300から。
さそり 蠍座をもっている。海に近い砂浜(砂漠?)によくいる。攻撃力1400から。
おうし おうし座を持つ。斜め移動が得意。攻撃力1700位からいける。
ハイパー 青い戦士。序盤はコイツらのいる場所を通り抜けようとすると集団で襲ってくる。攻撃力2100から。
海竜 海にいる怪物。ある程度倒すともう出てこなくなる。攻撃力2700から。
ケルサン 首が三つ又になって頭が3つある怪物。だが、ドットが荒くよくわからない。攻撃力2900から。
しし そのまま獅子座を持っている。百獣の王らしくあまり群れてはいない。攻撃力3400から。
双子 双子座を持っている。2,3しかいないので、探すのが結構面倒。攻撃力3800位で倒せる。
ケルベロス 神話に出てくる怪物。けっこう数が多い。攻撃力3900から
グリフィン 最後の方まで残ってる割にかわいい怪物。攻撃力4600あれば大丈夫。
レッド 赤い怪物。そのまんまの名前だけど天秤座を隠し持っている。攻撃力5000超えたら倒せる。
BIG 最後に残る敵キャラ。○○○を持っている。攻撃力は5900もあれば一撃。
メドューサ 南の島の花園をこんな風にしてしまった張本人。○○○を持っているが近づくだけでダメージをうける。
巨大ガニ ドラゴン
おなじみのキャラ。攻撃力6300位で。 最強のキャラ。攻撃力6500超えれば。
マイア、ケノーレ、アステロベの3女神。12星座を探し出すか、この3女神を助け出すかでエンディングのBGMと画面が違ってくる。こっちがハッピーエンドっぽい。

(2時間後)やったぁ〜!エンディング画面だぁ!ふぅ〜、我ながらよく頑張った。ところで88マンはどこいったんだろう。お〜い!


(やっぱり帰ってきた。ちょっと酒くさい)よくがんばったなぁ、へりこ。このゲームは、強い敵の間をダメージを受けずに倒せる敵を探していく序盤が一番ツライ。ゲームが進むに従って敵の数が少なくなるのだから中盤から終盤がだんだん楽になってくるのじゃ。そこを「主人公の成長」ととらえれば、当時の「ARPG」として秀作だったと思うがのう。


(目に光るものが)・・・発泡酒投げつけたりしてごめんよ。「ゲームバランス」とか「キャラが雑」とか<レトロゲーム>に文句ばかり言ってすまんです。<レトロゲーム>は「ゲームに楽しませて貰う」のでは無く「自分でゲームに楽しみを見つけていく」ことが楽しいんだって思い出したよ。もう一度トライして、自分なりの色々な楽しみ見つけてみるよ。


って敵を倒す順番は何度やっても同じだけどな!!!(アクションゲームと考えても、かなり楽しいゲームです)


あとがき

どうでもいい話ですがこのゲームは当時、普段ゲームなんて一切興味の無い私の母と妹が、私のプレイをよく鑑賞してくれた思い出のゲームです。たぶんキャラがちょこまか動いて見た目にも楽しかったんだと思います。初期のARPGとして某ゲームに知名度も内容も超されている感じですが、私は断然「カレイジアス・ペルセウス」が好きです。当時はよく倒せる敵がわからなくなって、おうし位の所で挫折していましたが、改めて今2種類クリアしてみると、倒す順番とMAPさえあればサクッと最後まで行けちゃう事に気づきました。このゲームがアクションゲームだとも考えれば「倒せる種族を根絶やしにして、次の倒せる種族を捜し回る」事も楽しいものです。EGGさんでも復刻されているようですので、興味のある方はどうぞ。(私は回し者ではありません。)

製作者 へりこいど

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